設計から自作キーボード
しばらく遊舎工房で買える自作キーボードキットを使って楽しんでいましたが、ついに設計に手を出しました。
自作キーボードでやりたかったこと。
ながらく40%を基本としたキーボードを使ってきましたが、久々に Factorio
で遊ぼうとしたときに左手のキーが少なくて遊びにくかったのです。
そこでゲーミング左手キーボードも買ってみたのですが、格子配列に慣れすぎてキーが押せない・・・
そこで、格子配列40%にキーを少し足して、ゲームでも使えるものを作ろうと思い立ちました。
設計するとなるとハードルも高いですが、欲しい機能を全部盛り込める、というのが利点です。
いろいろ好きなことを盛り込んで、そしてできあがったレイアウトがこちら。
スペースバーは正直悪ふざけですが、40%では使われることがない割にキレイなキーキャップが多いので活躍の場を作ってあげたかった。
設計、発注!
この辺の製造工程はいずれ書こうかなと思いますが、今回はおはしょり。
ネットで調べて、先人たちが公開している設計ファイルなども参考にしながら仕上げました。
途中 地球防衛軍6
でエイリアンや怪獣と戦いまくってたので進捗が2ヶ月ほど滞りました。反省。
世界に一つのオリジナルキーボードが完成
そして完成しました。
世界で一つのオリジナルキーボード!
でも、スイッチプレートの発注をミスって、天面が基盤むき出しになっています。
わざわざ青い基盤を選んだのにうんこ色。
まあ、ファミコンキーキャップには合ってるかも・・・?
色塗って修正
発注し直すのもシャクなので、ホムセンで水性スプレー買ってお色直し。
せっかくならPCBでは選べない、鮮やかな水色にしてみました。
今度こそ完成!
このキーキャップを使いたかった。
水色にもよくあって、可愛くできたと思います。
使ってみてよかった所・反省・改善点
最下段のスペースバー周り
他のキーボードを真似てスペースバーとその横のキーは一列にならないようにしてみたのですが、これが大失敗。
素直に横一列が良かった。
親指に変な力がかかるようでちょっと痛いです。
仮想デスクトップ移動用のキー
仮想デスクトップ移動用のキー、これは大活躍。
ささっと移動できます。
ゲーム用に用意した数字キー
ゲームは専用レイヤーを用意。
あんまり使わないですが、40%キーだとちょっと面倒なショートカットキーをここに割り当てています。
お仕事モードで使うスクリーンショットとか。
スペースバー
右上にある 6.25u のスペースバーは迷いましたが、 Slack や GitHub でよく使う Ctrl + Enter
を割り当てました。
なくても困ってなかったのでつい忘れてしまいますが、たまーに思い出したように使っています。
スタビライザーが多すぎる
普通に組み立てると 2u x3、6.25u x1が必要です。
スタビって地味に高い。
BLE Micro Pro(BMP)
BMPはボタン電池でも動くのですが、電池切れしたときの入手性に難あり。
その点、単4電池ならコンビニでも手に入るので便利です。
ボタン電池は使い捨てですが、単4なら充電池も選べます。
問題はBMPがちょいちょい入手できなくなること、4,500円(税込み4,950円)という価格ですかね・・・
終わりに
簡単ですが、初めて作ったキーボードの紹介でした。
常用するのには親指がちょっとつらいのと、他に試したい配列があるので改良版は作らないつもりです。
次は30%、34キーの設計&ビルドに挑戦するつもりです!