キーボード考察
最高のキーボードだったはずのHHKBが、なんか変。
購入から3年ほど経過して、キーボードの硬さを決めるゴムが固くなってきた気がする。
手持ちのGateron赤軸、茶軸と比べても明らかに重い・・・
じゃあ新しいキーボード買うか!の前に。
今、自分がどんなキーボードを使っていて、どうなれば良いのかを考えてみる。
現状の整理
現在はHHKB の日本語配列のものに HHKB Alternative Controller
というカスタムコントローラを入れて使っています。
こいつのいいところは
- 60%キー配列
- JIS配列
- キーマップのカスタマイズ
- マクロ登録
- Bluetooth対応
です。
上から順に必要な機能です。
60%キー配列
テンキーがあっても使わないので、マウスまでの距離が近いほうが楽です。
カーソルキーも、最初は戸惑いましたがFn
キーでの同時押しになれると戻れません。
JIS配列
実は現在JISキーボードを使いつつ、キーマップはUSキー準拠になっています。
Shif+2
は@
が出るやつ。
じゃあJIS配列は不要か?と言われると、「JIS配列のほうが良い」んです。個人的にはね。
- キーが多いのでUS配列で余ったところに好きなキーを割り当てられる
- キー一発で英数字入力・かな入力を切り替えたい
- USキーのBackspaceとEnterの間にある
\
(バックスラッシュ)は押しにくい - MarkDown記法を当たり前に使うので、 ```を1キーで押せないと困る
- WSLを当たり前に使うので、ホームディレクトリに戻るために
~
をshift
+1キーで押せないと困る - Enterは横じゃなく、縦に長くして欲しい
US配列の60%キーボードとしてANNE PRO2
も2台持っていますが、日本語切り替え用にスペースバーの左右にもう1つキーが欲しいところ。
キーマップのカスタマイズ
うーん、実はこれが一番重要かも?
US配列でもキーマップ次第で使いやすくなるので。
修飾キーの入れ替えやタップ動作の操作感が使い勝手を大きく左右します。
ANNE PRO2
もそのままだと使いにくいですが、ちまちまいじると化けます!
Bluetooth対応
HHKB Alternative Controller
を導入した一番の理由です。
が、コロナにより在宅勤務メインでずっと同じ場所での操作になると、ケーブル差し替えのほうが便利だったり・・・
現状の不満点
- 経年劣化による押下圧の増加
これに尽きます。
あんなに軽くてヒャッハー!!なキータッチが、3年を超えたあたりで重たく感じてきました。
途中で浮気した赤軸 ANNE PRO2
のせいかもしれない。
軽いキーボードを触ったあと、HHKBに戻るとなんか重い・・・
今もブログ書きながら ANNE PRO2
(茶軸) と HHKB
を行ったり来たりしていますが、同じ強さでキーを押すとうまく打てません。
茶軸よりももうちょっとパワーがいる感じ。
で、茶軸のわずかなタクタイル感も要らないなーということで、赤軸が今のところ一番あっている気がします。
じゃあ次どうすんの
ここはやっぱり自作キーボード沼に?!と思いましたよ。
でも自分で基盤フル実装は敷居が高い。
で、色々見て良さそうかなと思ったのがこれ。
キースイッチだけハンダ付け済み基盤を使う
60%キーボードで、スイッチつけるだけ! しかもJIS配列OK!!なやつを見つけました。
遊舎工房: DZ60 REV 3.0 type-c
キースイッチは表面実装に比べるとはんだ付けの難易度も低めなので、初心者にはこれが良いかなと。
で、AliExpressで検索していたらケースやキーキャップも含めて良さげなものがたくさんあったので、そちらで購入しました。
送料含め200$弱(送料38$を含む)で、日本円にして23,000円くらい。
会計してから、改めて遊舎工房さんで見積もったところ、ほとんど金額差はありませんでした。
今回は欲しいケースとキーキャップが揃うショップで買いましたが、欲しい部品が揃うなら遊舎工房さんで買ったほうが安心です。
国内発送だからすぐ届くしね。
そんなわけで
- DZ60 PCB
- Kailh Box Silent Pink
で組み立ててみようと思います!!
赤軸より軽い押下圧が、もしかしたら凶と出るかも。