Reviung41を作った
2機目の40%キーボード、REVIUNG41
を組み立てました!
Corne Cherry V3
とほぼ同じキー数ですが、分離型ではなく一体型です。
構成
- 遊舎工房で調達
- Amazon
- MIHIYIRY PBT Double shotキーキャップ(87キー)
- キーキャップの手前側は写真だと水色っぽいですが、もうちょっと緑がかっています。
ビルド
ファームウェアの書き込み
QMKビルド環境はすでにあるので、書き込み自体は問題なかったです。
そのままでも問題ではないですが、キー操作によるソフトリセットを可能にするためにはrules.mk
に1行追記します。
BOOTLOADER = atmel-dfu
LEDの取り付け
組み立てにははんだ付けが必要です。
今回、ハンダゴテの調子が悪く、芋ハンダの連発で背面LEDをうまくつけることができませんでした。
2つ目のLEDで失敗しているので点灯するのは1番のみ。
週末にリベンジするぜ。
でも電動半田吸い取り機が欲しいのでちょっと躊躇してる。
こんな便利そうなものがあるとは・・・!!
ダイオードの取り付け
向きを間違えないように、ちまちまと41個はんだ付け。
向きを間違えなければ難しくはないです。
スイッチ用PCBソケットの取り付け
ハンダ流すだけなのでかんたん。
ミドルプレートのインストール
オプションのアクリルミドルプレートを追加購入しています。
オプションですが、単純に挟み込むだけで剛性が上がります。おすすめ。
キースイッチの取り付け
KailhのSpeed Silverを取り付け。
押下圧軽すぎ+ポイント浅めで暴発すると評判の一品です。
差し込むだけなのでかんたんです。
導通確認
一応、キーがすべて反応するか確認します。
VIAのキーテスターがわかりやすいのでこれを使っています。
スイッチソケットはかんたんだとナメていましたが、一箇所ハンダ不良があって導通しませんでした。確認大事。
キーキャップの取り付け
あとはお好きなキーキャップをはめて完成です。
完成写真
が、Corneから移植したコードが上手く動作せず・・・
スペースキーの右側2つが反応しない事態に。
かなりいじくっていて、どこが悪いか判別しにくいのでdefaultキーマップをちまちま修正しながら完成させました。
結局どこが悪かったのかわからん。
でも動いた!
使用感など
CorneCherry
を使っていたので、40%キー配列は問題ありません。
キーも1個少ないだけなので。
「勝手に押されてしまって使いにくい」と悪評高いSpeed Silver軸もいい感じです。
自分には軽くて浅いタッチが良くあっているようです。
クリック感でスイッチングの深さがわかりやすいタクタイルもいいかも。
今度、別のスイッチ用意して試してみよう。
良い点
- 一体型
- マイコン1機で組み立てられる
- ホームポジションに戻りやすい。右手の位置が決まれば左手の位置が決まる
- 左右を結ぶTRRSケーブルがないのでスッキリ
- 持ち運びしやすい
- キー配列が手の形にフィットする
- 小指外周のキーが少し手前にあるので届きやすい
- スペースキーが左右共用なので迷わない
- スペースキーの横にあるキーが押しやすい
- わずかに大きい1.25Uを置ける
- なので親指が迷子になりにくい(ホームポジションに戻りやすい)
悪い点
- あれ、特にないかも・・・?
Corneを使っていたから特にないですが、60%キーボードからの移行はそれなりに不便さがあると思います(60%キーからの移行の苦しさはCorne Cherry V3
に記載)。
1キーで押せていた数字キーとか、Enter
とかバックスペースとかハイフンとか、どれをどこに配置するか悩ましいとか。
キーマップについては愉しさでもあるんですけどね。
総評
個人的には大満足です。
ミドルプレートの色やキースイッチ・キートップ違いでもう一個組みたいくらい。
Geek向けというか、メカ好きでキーの少ない不便さを自分の脳みそリファクタリングで使いこなすことを楽しめる人ならおすすめです。
誰彼にでもオススメできるものではないです。
それでもこんなジャンルを切り拓いてくれた先人たちに大感謝。
キー配置が不便と言っても、1ヶ月もすれば慣れます。
遊舎工房での品切れ後、再販すると思ってなかったので Lain ポチっちゃったけど、要らなかったかな・・・
この記事はさっそくReviung41
で書きました。
超快適。