初めてのPC水冷化(5) - 負荷テストと温度変化
ベンチマークやストレステストで負荷をかけてみて、どのくらいの温度になるか実験してみました。
定番の 3D Mark
より CPU にも負荷がかかるので、より熱くなります。
マシンスペック
- CPU: Ryzen5 2600
- RAM: 32GB
- GPU: RTX2060 6GB
- 電源: CoolerMaster V650 Gold
- ポンプ: DDC
- ラジエータ: 240mm x1
- ファン: ラジエータをサンドイッチして 4 個 + ケースに 2 個
全てオーバークロックなしの定格運転です。
なおケース側面はポンプステーが干渉して閉じられなくなったのでオープンです。
MSI Kombustor で負荷運転
MSI Kombustor で 40 分ほど燃やしてみました。
28 度設定のエアコンをつけての実行です。
- GPU: 64.0℃
- CPU: 61.0℃
- システム温度: 57℃
となっています。
40 分まわしてこの温度で安定しているので、この辺が冷却能力と発熱の均衡点のようです。
温度に連動してファンの回転数を制御しています。
60℃ で 40%運転になるように設定しているので、このくらいの温度ならほとんど音がしなくて快適です。
各部品について
ラジエータ + ファン
ファンは 3 発 で 1,880 円の PWM 制御ファンです。
2 セット買ってラジエータに 4 発、ケースに 2 発セットしました。
CPU 温度と連動する PWM 制御で、CPU が 60℃ すぎるまでは 40%稼働となるように設定しています。
ゲームくらいならこの閾値を超えることがないので、容量的にはこれで十分かと思います。
さらに静音化を目指すなら 360mm ラジエータ + ファン 6 発もやりたい。
ただケースに入らないのでラジエータ丸出しになりそう。
ポンプ
システム温度に連動するようにしていますが、そもそもシステム温度がどこで計っているのかわかりません。
水路にちゃんと水が流れていればいいみたいで、あまり流速を上げても温度が下がりやすいわけではないみたいです。
であれば静かな方が良いので、温度変化を見て十分な流速が確保できる(と思われる)30%程度に抑えて運転しています。
電源
CoolerMaster V650 Gold
は、低負荷時にはファンの回転を止める準ファンレスタイプです。
仕事中はだいたい止まっているので無音です。
当然ベンチ中のような高負荷時には回転します。
が、もともと使っていた ケイアンの安い静音 550W 電源よりもかなり静かで、ゲーム中に気になることはありませんでした。
参考サイト
MSI Kombustor
https://geeks3d.com/furmark/kombustor/downloads/