VDIをVHDにコンバートする
自作 PC のWindows10
環境でVirtualBox
が利用できなくなりました。
Hyper-V
関連の機能をオンにしていることが原因らしいですが、今後WSL2
も利用しようと思っているのでオフにするわけにもいきません。
なのでVirtualBox
で運用していた VM(仮想マシン)をHyper-V
環境に引っ越しすることにしました。
Hyper-V マネージャVDI不可
Hyper-V
で利用できる仮想ハードディスクのフォーマットがVHD
なのですが、VirtualBox
で作成したディスクのフォーマットはVDI
です。
このままではHyper-Vマネージャ
にインポートできないので、VDI
をVHD
に変換する作業が必要になります。
VBoxManage という VirtualBox Tool から変換する
VirutalBox
のインストールディレクトリにVBoxManage
というツールがインストールされているので、こいつを使います。
今回はWindows10
環境です。
VBoxManage にパスを通す
そのままではVBoxManage
にパスが通っていないので、コマンドプロンプトからパスを追加します。
VirtualBox
のインストール先に合わせて設定します。
set PATH="C:\Program Files\Oracle\VirtualBox";%PATH%
コンバート
VDI
の保存してあるディレクトリでコマンドプロンプトを開き、下記のような書式でVHD
に変換します。
vboxmanage clonehd from.vdi to.vhd --format vhd
実行するとパーセンテージが表示されつつ、変換作業が始まります。
この間、CPU
はヒマでもディスクアクセスが 100%になるので PC での作業がほぼできません。
これで変換作業は完了です。
Hyper-VマネージャにVHDをインポートするもよろしければどうぞ。