ノイキャンヘッドホンの本命 SONY WH-1000XM4
築15年を超えた我がマンションが、ついに大規模改修となりました。
COVID-19で1回目の緊急事態宣言以降、在宅勤務となったのですが毎日工事の音がスゴい！！
WF-1000XM3というノイズキャンセリング機能付きのイヤホンも持っていますが、インイヤーで長時間はツライ・・・
ということで、ヘッドホン型の WH-1000XM4 を買ってみました！
期待すべきはノイキャン？ 音質？
各所のレビューではどっちも高得点ですね！
音質については同じくSONYの MDR-7506 があるので、そこまで期待はしていませんでした。
個人的に期待するのはノイキャン性能。
音質
控えめに言って、「良い」です！
低音がしっかり出て、高音も伸びる・・・！！
さらにお好みでイコライザまでかけられます！！
公称再生周波数帯域が、「4 Hz - 40,000 Hz (JEITA)」だそうです。
・・・え？？マジ？？
人間の可聴域をだいぶ超えてカバーしてますね。
ノイキャン
一日中響き渡る、壁のタイルを剥がす電動工具の音・・・！！
さすがに音量が音量なので全キャンセルは無理ですが、かなり低減してくれます。
仕事中は音楽かけずにノイキャンのみ利用していますが、外すとこんなにうるさかったんだと思います。
控えめのボリュームでも音楽かけて皿洗いなんかしてると、流れている水の音が気にならないくらい。
ドライヤーや掃除機の音なんかもだいぶキャンセルしてくれますね。
ノイキャン性能が良いので、音楽のボリュームも上げずにすみます。
さらに、左側ハウジングの「カスタムキー」を長押しすると、使用者の耳の形や環境にあわせて最適化してくれます！
ヘッドホンの位置をかっちり決めてから各自に合わせてその場で最適化できます。スゴい！！
外音取り込み
ノイキャンの反対性能。外の音を聞きたいときどうなの？
一時的なノイキャンオフ
右側のハウジングを手で覆うようにすると、瞬時に外音取り込みモードになります。
音楽のボリュームが下がり、ノイキャンではなく外部の音を拾ってくれます。
WF-1000XM3 と比べるとだいぶ自然な取り込みだと思います。
声を出すとノイキャンオフ
水から声を出して会話を始めると、自動的に音楽再生を止めて外音取り込みモードになります。
自分の声も含めて外の音が聞き取りやすくなりそのまま会話を始められます。これ便利！
WF-1000XM3でもアップデートで使えるようにならないかな？
タッチ操作
右側のハウジングをダブルタップしたり、上下左右にスワイプすることでホスト機の操作ができます。
- ダブルタップ: 再生/停止
- 上下にスワイプ: ボリュームアップ/ダウン
- 左右にスワイプ: 曲送り/戻し
オーバーイヤータイプで本体サイズがそこそこ大きいので、ボリューム操作はハードウェアキーが欲しかったところ。
Bluetooth接続
アプリ設定が必要ですが、2台同時に接続しておけます。
作業PCとスマホ、2台同時にペアリングできるので便利です！
しかし、この機種に限って再接続時に休にボリュームが大きくなることが頻発。
他のBluetoothイヤホンなどでそういうことはなかったので、この機種の問題かと思います。
ただ、これはソフトウェアの問題っぽいので今後のファームウェアバージョンアップに期待です。
装着感
長時間装着するので装着感は重要です。
重さ
254g。まあ、電池入りと思えばそこまで重くないです。
実際気にならない(多分個人差あり)。
締めつけ感
MDR-7506がキツめなので、それよりは楽。
でも長時間はツライです。
またフィット感が高く、より密閉されるのでちょっと暑いです。
耳が換気されないので、いつもサラサラの耳垢がネッチョリになりました。
耳に持病がある方は長時間装着に気をつけたほうが良いかも。
けっこう頭が大きい方だと思いますが、長さの調節はまだ余裕がありました。
電池の持ち
公称でフル充電・ノイキャンあり・音楽再生30時間となっています。
8時間の業務時間なら余裕です。
実際、一日使ってブログ書きながら音楽聞いててもまだまだ余裕です。
マイク
装着したままWEB会議も何度か行いました。
マイクがかなり単指向らしく、ちょっと後ろ向きに角度がずれていたりすると「聞こえない」ということがありました。
またそのくらいシビアな指向性のため、工事の音もだいぶ軽減してくれているようでした。
総合評価
値段は張りますが、まあまあ投資に見合った性能かと思います。
当初の目的の工事音軽減は高いレベルで達成してくれています。
ちょっとムレて暑いけど、冬はいい耳あて代わりになるんじゃないでしょうか。
でも工事終わったらあんまり出番なくなるな・・・