Fooocus + SDXL 1.0 でAIアーティスト
すごい時代になったものです。
ちょっといいグラボ持っていれば、AI アーティストとして様々な画像が出力できるのですから・・・!!
誰でも簡単! SDXL + Fooocus
今回は、Fooocus
というアプリケーションを利用しました。
https://github.com/lllyasviel/Fooocus
- Windows環境で簡単起動
- 初心者がつまづきがちなモデルのダウンロード、ライブラリのアップデートも自動
- 超簡潔プロンプトでもスタイルを選んでそ画像を出力できる
- モデル(checkpoint)も、もちろん追加OK
という、すごいヤツです。
反面、
- サンプリング回数やCFGなどの細かいオプションは指定できない
- 出力画像のプロンプトがわからないので再現が面倒
LoRA
だけ使えるけどPosex
などのアドオンは使えない
など、制約はありますが、初心者がとりあえずAIで画像生成したい!というニーズは満たしてくれます。
簡単に生成する
Fooocus
の最大の特徴は、シンプルなUIです。
初期状態ではネガティブプロンプトの入力さえなく、プロンプトのみです。
スタイルで思ったとおりに出力
そのままだとシンプルすぎて何が出てくるかわからないですが、Advanced
チェックボックスを得有効にすると、 Style
を選択することができます。
たくさん出てくる選択肢の中から一つを選ぶと、すぐに好みの画像が出力されます!
いざ生成!
ザクッとしたプロンプト+ちょっとのネガティブプロンプト+スタイルだけで生成してみます。
プロンプト: a cat
ネガティブプロンプト: flat color, anime, cartoon, low quality
上記のプロンプトは変えずに、スタイルだけいじっていこうと思います。
artstyle-steampunk
これだけの設定でCDジャケットのようなアート画像ができてしまいました。恐るべし・・・
artstyle-art nouveau
アルフォンス・ミュシャで有名なアールヌーボースタイル。
futuristic-cyberpunk cityscape
これもお気に入り。
サイバーパンクシティを舞台にしたスタイルですね。
sai-anime
アニメ調。アニメっぽいっていうかこういう絵がありそう。
sai-lowpoly
ローポリ。
いかがですか・・・
ここまで、 artstyle-steampunk
以外はイッパツ出力です。(artstyle-steampunk
も4回目のガチャ)
Stable Diffusion WebUI
も使っていますが、圧倒的にお手軽に出力できます。
画像生成AIといえば自分の性癖にジャストフィットな、えっちなおねぇさんを出力してくれるものと思っていましたが、ネコ召喚しているだけで楽しいです。
「AIは創造しない」とは言われますが、全く絵をかけない人から見るとこれは神のツールですね・・・!!!
みなさんもちょっといいグラボ持ってたら挑戦してみてはいかがですか。
最後に、 sai-neonpunk
にしたらなぜかダンディなネコが出力されたので貼っておきます。