Raspbian + config.txt でカスタム解像度

会社から「まだ確定じゃないけど、ラズパイ案件あるかもよ」との情報に転がってたラズパイで復習を兼ねて遊んでみようと思い立ちました。
HDMI 出力が標準であるのでモニタに繋げばいいのですが、そのために抜き差ししたりするのが面倒なのでちょいモニタリング用に組み込みできるディスプレイが欲しいな~と思ってました。

Amazon で物色、買う

ラズパイ遊びのために 7 インチのディスプレイを買いました!

無名ブランドですが、他にも遊んでいる方々が高評価をつけていて、タイムセールで少しだけ安くなっていたのでこれにしました。

接続

タイムセールで 7,000 円切っていましたが、この値段でタッチ操作可、スピーカー付き、接続用ケーブルもてんこ盛り。
すぐに遊び始められます。
また 5V3A の大容量電源も付属しているので、ラズパイの Wi-Fi モデルならすっきり 1 ケーブルに!

接続例

付属ケーブルの配線例

HDMI から基盤につけるためのリボンテーブルは、基板側の部品が細かくてちょっと苦戦しました。
あと、下からでる電源用の USB ケーブルは、L 字のものがあるといいです。スタンドつけても収まりきれなくてぐらつきます。

  • GPIO から電源を取る
  • USB 接続でタッチ操作可能に
  • HDMI リボンケーブルで映像+音声出力

この 3 つを接続するのですが、なぜかこのケーブルは「おまけ」扱い w
むしろこのおまけしか使いません。
結構ギリギリの長さで、余剰分がブラブラすることもありません。

画面表示

つなぐだけで画面出力されるのですが、出力 XGA(1024 x 768)に対して、ディスプレイの解像度が 1024 x 600 と、ちょっと特殊。
定義済みの設定から選択するだけではうまく動きません。
上下につぶれて表示されます。

config.txt にカスタム解像度を定義する

下記サイトの情報がそのまま使えました。
Raspberry Pi 用7インチディスプレイを買った - どっと blogrc

/boot/config.txt の末尾に追加するだけです。
なお、Raspbianではなく通常のUbuntuでインストールした場合は /boot/firmware/config.txtになります。

hdmi_group=2
hdmi_mode=87

# custom display resolution (480x320 looks good , and 720x480 is not too bad too,3rd res is: 810x540 )
#         /----------------- Width: 480px ( or 720px /or 810px)
#         |   /------------- Height: 320px ( or 480px /or 540px)
#         |   |   /--------- Refresh: 60Hz
#         |   |   | /------- Aspect ratio: 6=15:9 (1=4:3, 2=14:9, 3=16:9, 4=5:4, 5=16:10)
#         |   |   | | /----- Margins: 0=disabled (1=enabled)
#         |   |   | | | /--- Interlace: 0=progressive (1=interlaced)
#         |   |   | | | | /- Reduced blanking: 0=normal (1=reduced)
#         |   |   | | | | |
hdmi_cvt=1024 600 60 3 0 0 0

# uncomment to force a HDMI mode rather than DVI. This can make audio work in
# DMT (computer monitor) modes
hdmi_drive=2

できた

これでぴったり解像度に!
すっきり設置

Subscribe to 猫好きが猫以外のことも書く

Don’t miss out on the latest issues. Sign up now to get access to the library of members-only issues.
jamie@example.com
Subscribe