Raspbian 上に 最新のPythonをインストールする

Python Japan に書いてあるとおりやるとできました。
https://www.python.jp/install/ubuntu/index.html
RaspbianとWSL2で確認。

コンパイル用ライブラリをインストールする

いっぱい必要です。
下記コマンドをまるっとコピーしてライブラリをインストールします。

sudo apt update && sudo apt install build-essential libbz2-dev libdb-dev libreadline-dev libffi-dev libgdbm-dev liblzma-dev libncursesw5-dev libsqlite3-dev libssl-dev zlib1g-dev uuid-dev tk-dev -y  

最新版のソースを取得する

バイナリではなく、ソースを取得します。
https://www.python.org/downloads/ から最新版の Download をクリックし、次のページの Gzipped source tarball の URL をコピーします。
本日時点では https://www.python.org/ftp/python/3.8.3/Python-3.8.3.tgz でした。
これをラズパイ上の適当な場所にダウンロードして解凍します。

今回はユーザフォルダの下に dev というディレクトリを作成し、ここで作業しました。

# 作業ディレクトリ作成、移動  
mkdir ~/dev && cd ~/dev  

# 対象ソースをダウンロード  
wget https://www.python.org/ftp/python/3.8.3/Python-3.8.3.tgz  

# 解凍する  
tar xvf Python-3.8.3.tgz  

# 解凍したディレクトリに移動  
cd Python-3.8.3  

コンパイル&インストール

あとは下記のコマンドを実行するだけです。
一度に全部貼り付けたい気持ちになりますが、時間がかかるので sudo の有効期限が切れて再度パスワードを求められます。
make のあとは 1 行ずつ実行しましょう。

./configure --enable-shared  
make  
sudo make install  
sudo sh -c "echo '/usr/local/lib' > /etc/ld.so.conf.d/custom_python3.conf"  
sudo ldconfig  

インストールの確認

上記のコンパイル&インストールが終わると、python3 という名前で実行できます。
バージョンを確認してみましょう。

python3 -V  
# Python 3.8.3  

インストール成功です!

通常使うpythonを3系にする

2系を使わずに3系を標準として使いたいたら、~/.profile にエイリアスを登録しておくといいでしょう。

# ~/.profileに追記  
echo alias python=\'python3\' >> ~/.profile  

これで最新Pythonライフを!

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